何ができるか
KiCad v7以降から出力したSTEP形式の基板を読み込み、下面のZ=0を保ちながら上側へ厚みを足し、指定した完成厚へ補正して別のSTEPを書き出します。
こんな時に使う
KiCadの3D基板をFusionなどのMCADへ渡した際、想定より薄い基板によって部品が基板へめり込む状態を避けたい時に使います。入力はSTEPで、.kicad_pcb の直接読み込みは対象外です。
主な機能
- 完成厚を優先したSTEP→STEP変換
- 下面固定、上面側だけの増厚
- 外層銅厚とソルダーレジスト厚の設定
- 現在厚、必要増厚、想定浮き量の表示
- めり込みを検出した場合の警告
技術・構成
PythonのGUIとpythonocc-core / OpenCascadeを使うWindows想定のツールです。特殊形状や大規模なSTEPでは基板本体の認識に失敗する場合があることも公開されています。
公開先または使い方
入力STEPと目標の完成厚を選び、解析結果を確認してから補正済みSTEPを書き出します。出力後はFusionなどで厚みと干渉を確認する手順です。